COLUMN

PROJECT

kay me有楽町マルイ店 OPEN

4月9日新店舗オープンに向けて1月末からミーティングを重ね、

3月下旬に工事着工したkay me有楽町マルイ店。

 

 我々にとって納期厳守は最優先タスクであり、

契約後はできるだけ早いビジネスの立ち上げを

お客様は希望されますので、準備期間にゆとりはありません。

 

 大型商業施設特有の様々な厳しい制約の下、

タイトなスケジュールで施工を行い、無事に竣工を迎えた4月7日、

小池東京都知事により「緊急事態宣言」が発令されました。

 

 そのため、有楽町マルイの臨時休業に伴い、

竣工直後にも関わらず新店舗開業の見通しが立たないという

異例の事態となりました。

 

このような進捗を経て、およそ2ヶ月ぶりとなる6月1日に

有楽町マルイが営業を再開するという知らせは、

空間構築に関わった私達にとって、感慨深いものでした。

 



 

 

kay meファウンダーの毛見純子社長は

呉服屋を営むお祖母様の姿勢から多くを学び、

「自分で責任を持って決断できれば、たとえ失敗しても笑顔でいられる。

そういう女性を増やすことを仕事とし、自分もまたそうありたい」

という思いを抱いていらっしゃいました。

 

大学卒業後、出版社や経営戦略系コンサルファームでキャリアを積んだ後、

自らコンサルティング会社を起業後のある日、

「イージーケアで一日中ラクでいられるけれど、働いている時も

女性らしくエレガントに装えて、発想が豊かになる。そんなブランドを創ろう」

と思い立ち、2011年3月にアパレル事業に参入を決意。

 

 洋服作りの人脈、ノウハウが皆無だったため、

SNSでパタンナーを検索するところからのスタート。

 

 自ら生地を仕入れるために問屋に足を運び、

商社に生地を持ち込んで想いをを伝えたところ共感を得て、

わずか2ヶ月足らずでイメージ通りのワンピースが完成。

 

 5月に開催された販売試着会でお披露目されたkay meの

デザイン、コンセプトは話題を集めます。 

 

その後は独自のオンラインサービス、国内店舗展開、

志ある人を応援するkay meキャンパスの開講、

英国法人の設立、メイフェアに期間限定路面店開設、

メンバーラウンジ開設、カスタムオーダーサービス、

バッグ、ジュエリーコレクションの販売開始など、

まさに眼を見張るようなスピード感で次々とサービスをローンチ。

 

 逆風と言われる業界にも関わらず、

コアなファンを増やし続け現在に至っています。

 

  

 

さらにコロナショックで世界中が意気消沈する中、

「オンラインカルテ診断」「バーチャルスタイリング相談」

kay media」「バーチャル会議用kay me背景」をローンチ。

その勢いは留まるところを知りません。 

 

私達は空間構築のお手伝いを通じて、

いつもお客様から得難い学びを頂いています。